2023年3月5日
日本初の学術的な発掘調査 侍塚古墳
- 日本初の学術調査
- 命じたのは水戸黄門!?
- 日本一美しい古墳
侍塚古墳とは
栃木県大田原市にある古墳です。上侍塚古墳と下侍塚古墳とに分かれます。
築造年代は古墳時代前期とされています。元禄5年(1692)に水戸の黄門様こと水戸光圀公の命で発掘調査が行われました。
鏡や高坏などが出土したとされています。
日本初の学術調査
上記しましたが、ここは日本初の学術的な発掘調査が行われたところとされており、
それは水戸黄門が命じたそうです。
目的は那須国造碑の碑主が誰なのかを知るためのものでしたが、それをはっきりさせることはできなかったそうです。
それらの様子は大金重貞が記した「湯津神村車塚御修理」や光圀の家臣の佐々介三郎宗淳(さっさすけさぶろうむねきよ = 助さんのモデル)の記した「佐々介三郎書簡」で知ることができます。
文化財保護のはしり
侍塚古墳の墳丘上には松が植えてあり、それらは盛り土の崩落を防ぐためのもので文化財保護のはしりとされています。
住所
・栃木県大田原市湯津上